ノジマTリーグ2025-2026シーズン　女子
（9月14日　スカイアリーナ座間）

○木下アビエル神奈川 4-0 トップおとめピンポンズ名古屋

9月14日、ノジマTリーグ2025-2026シーズン女子 木下アビエル神奈川 VS トップおとめピンポンズ名古屋の試合が行われた。木下アビエル神奈川が、試合を通して失ったのは1ゲームのみという素晴らしい完勝劇を披露し、5連勝を決めた。


第1マッチ
○長﨑美柚/チャン ルイ 2-0 木原美悠/小塩悠菜
11-6/11-5

長﨑/チャンペアは前日に引き続き絶好調。シーズン3戦目となりコンビネーションも高まってきた。第1ゲームからスピード感のあるラリーで木原/小塩ペアを翻弄。チャンの持ち味である強烈なフォアハンドもハマり、11-6でゲームを先取した。続く第2ゲームは、さらに長﨑/チャンともに勢いに乗る。ペアを組むことも多い木原のサーブに対し、長﨑がチキータ、フォアドライブで2連続のリターンエースを決め、そのまま危なげなく勝利を決めた。



第2マッチ
○張本美和 3-1 南波侑里香
11-8/5-11/11-5/11-3

前日に国際大会から帰国したばかりの張本が、今シーズン初戦に臨んだ。「緊張していた」という張本は序盤、ドライブが決まらないなどミスが続き南波にリードを許す。しかし、ラリーになるとさすがの強さを見せ、じわじわと逆転。11-8で第1ゲームを奪い先行した。第2ゲームは、最後まで南波のペースに。張本に打たせてからブロックやカウンターで攻める展開を中心にポイントを重ね、ゲームを取り返した。第3ゲームから復調した張本は、徐々に攻撃が決まるようになってくる。ラリーでも競り勝つ場面が増え、2ゲームを連取して勝利を収めた。


第3マッチ
○長﨑美柚 3-0 小塩遥菜
11-5/11-10/11-10

第1ゲームから小塩のカットに対し、丁寧かつ重いドライブで左右に打ち分ける長﨑。コース分けも小塩のミスを誘い、11-5で先行した。第2ゲームでは、大きく振ってでた長﨑に対し、小塩がしっかりと足を動かして変化をつけたカットで応戦する。10-10までもつれ込む接戦となったが、最後は小塩が難しい球を攻撃ミスしてゲームカウントは2-0となった。続く第3ゲームも、一進一退の攻防となり10-10の接戦に。小塩のカットをドライブで打ち抜いた長﨑が再び競り勝ち、木下アビエル神奈川は5連勝を決めた。


第4マッチ
○平野美宇 3-0 木村香純
11-6/11-8/11-7

第1ゲーム、平野が先手を取りラリーの主導権を握る。木村もブロックで応戦するが一歩及ばず、平野が先取した。第2ゲーム序盤では、木村が先に攻撃をしかける。お互いにポイントを重ねるも、平野の巧みな返球で攻撃がしづらくなった木村が、徐々に勢いを失っていく。11-8で平野が制した。第3ゲームも平野の回転量が多く重たいドライブに木村が対応しきれず。平野がチームの4勝目を決めた。


試合は、最終的にマッチカウント4-0で木下アビエル神奈川の圧勝で幕を閉じた。