【今週のTリーグ勝敗予想】ここまでのチーム成績と今後の展望を解説!:男子編
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今週はTリーグの試合予定がないということで、ここまでの男子の各チームの成績を一旦整理してみましょう。是非予想スタジアムの参考にしてください。
1位:木下マイスター東京
9勝4敗 勝点31
ダブルスでは大島祐哉を軸に、左利きの篠塚大登、リンユンジュ、松島輝空各選手を臨機応変に起用し、シングルスではリンユンジュをエースに、戸上隼輔、及川瑞基といった選手層の厚さで安定して勝点を積み重ねてきました。
今後は新しくチームに加入した中国のカットマンのマテ選手をどのように起用していくのかがポイントになるでしょう。一発勝負のプレーオフまで切り札としてあまり試合に出場させずに温存しておくのか、それとも新たに主要メンバーとして積極的に試合に出場させるのか、その起用法によっては、後半戦の試合予想を大きく荒らす存在になるでしょう。
2位:琉球アスティーダ
9勝3敗 勝点29
シングルスでは張本智和、吉村真晴、ジョシンコウ各選手を中心に、シングルスだけでも勝てるくらいの突破力を持ち味に勝ってきました。
しかし、ここまで琉球アスティーダが敗れた3試合は全てダブルスを落としており、2015年世界選手権男子ダブルス準優勝のシュウユウ選手もダブルスでは、ここまで2勝5敗と苦戦をしています。
琉球アスティーダは、新たに2023年WTTコンテンダードーハ大会の男子ダブルスで優勝経験のある、中国の左利きの于⼦洋選⼿を獲得しましたが、于⼦洋選⼿がダブルスですぐにチームに適応できるかどうかが、琉球アスティーダにとっての後半戦及びプレーオフでの結果に大きく関わってくるでしょう。
3位:岡山リベッツ
7勝4敗 勝点24
エースダブルスの丹羽孝希・ヤンアンペアと、エースのハオシュアイ、若手のホープ・吉山僚一らを中心に、下位には負けないという堅実な戦い方を見せてきました。
後半戦に憂慮されることは、出場メンバーが固定化しつつあるため、相手にとってはオーダーを予想したり対策を練りやすくなっているということです。
プレーオフ進出の3位を維持するためには、オーダーミスでの敗北を減らせるかどうかが重要なポイントになってくるでしょう。
4位:静岡ジェード
5勝8敗 勝点18
エースダブルスの龍崎東寅・森薗政崇ペアと、シングルスでは森薗政崇、松下大星のダブルエースが得点源です。
まだTリーグ参加1年目のチームということもあり、三木隼、坂井雄飛、横谷晟など、将来性ある若い選手を積極的に起用し戦いながら成長しているといった印象を持ちます。
後半戦は、先日のT.T彩たま戦で英田理志選手を破った坂井雄飛選手のように、若手選手がどれだけ相手のエースを食うことができるかが非常に楽しみなチームです。
5位:T.T彩たま
4勝9敗 勝点14
小林広夢・曽根翔ペアをエースダブルスとして、シングルスでは曽根翔、英田理志、宇田幸矢各選手を中心に戦ってきました。後半戦では、前半戦3試合しか出場していないアンジェヒョン選手をもっと多く起用できれば、チームの戦略の幅が広がり、勝てるチャンスも増えてくるでしょう。
6位:金沢ポート
3勝9敗 勝点12
前半戦は松平健太、田中佑汰、チョスンミン各選手を中心に戦ってきました。さらに金沢ポートは10月に新たに中国のチェンジンチー、台湾のリャオチェンティン両選手と契約し、ここにきてチーム力を大幅に強化しました。後半戦のダークホースになることは間違いありません。
(文・干場卓哉)
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