【Tリーガーの強みはココ!】全日本準優勝も経験! ベテラン町飛鳥のプレーに注目!


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国内外問わず活躍してきた町飛鳥。今回は、今シーズンからTリーグに復帰した町選手の強みをご紹介します。

【経歴】
町選手は、1994年5月20日に神奈川県相模原市で誕生しました
幼少期から卓球を始め、小学6年生の全日本選手権ホープスの部(小学生6年生以下)では、準優勝を果たしました。

2007年に、卓球の強豪・青森山田中学校に進学すると、全日本卓球選手権大会カデットの部14歳以下男子シングルスで優勝、リオオリンピック銀メダリストの丹羽孝希選手とペアを組んだ男子ダブルスでも優勝と、2冠を達成しています。

2008年も、同大会で2冠を獲得し、2年連続2冠の偉業を達成しました。

高校生になり、青森山田高校へ進学するとさらなる活躍を見せ、2010年の世界ジュニア選手権では、丹羽選手とペアを組んだ男子ダブルスで金メダルを獲得しています。

大学は、名門・明治大学に進学。大学在学中に出場した2014年の全日本選手権では、決勝で東京オリンピック金メダリストの水谷隼選手に敗れてしまったものの、準優勝を果たしました。

Tリーグには、2019年に岡山リベッツから参戦。2023-2024シーズンはTリーグには先週登録せず、今シーズンから静岡ジェードでTリーグに復帰しました。

これまで様々な結果を残してきた実力派の町選手が、Tリーグ復帰後にどのような活躍をするのか注目されます。


【2023-2024年のTリーグの成績】
町選手は、前述のとおり2023-2024年のTリーグには参戦していませんでした。


町飛鳥の強みと注目ポイント】
町選手の強みは、172cmの身長と長い手足から繰り出される強力な攻撃と、細かいテクニックが織り交ぜられたプレーです。

町選手の試合を見ていると、スマートなプレーが目を引きます。
卓球は、腕をムチのようにしならせながら振ってボールに回転をかけるため、腕の長い町選手の打つボールには、強力な回転がかかっています。
しかし、同時に町選手のプレーからは、しなやかさやスタイリッシュさが伝わってきます。

また、攻撃だけではなく、要所要所で得点に繫がる細かいテクニカルなプレーも注目ポイント。
「サーブ」「レシーブ」「フリック※1」「チキータ※2」など、細かい技術がどれもが1級品で、回転量やタイミングが完璧です。
ぜひ皆さまも、一度そのスマートかつ精巧なプレーを体感してみてください。

※1 フリック:台上のボールをはたくように打ち返す技術
※2 チキータ:台上のボールをバックハンドで横向きの回転をかけて打ち返す技術


町飛鳥(まち あすか)
静岡ジェード所属
神奈川県出身 1994年5月20日生まれ
身長172cm 右シェークドライブ型

(文:山田一希)

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