【Tリーガーの強みはココ!】テクニカルなプレーはまさに芸術!松平健太の魅力とは


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【Tリーガーの強みはココ!】テクニカルなプレーはまさに芸術!松平健太の魅力とは

過去最高の世界ランクは9位で、2022年全日本卓球選手権では、男子シングルスで準優勝するなど、日本のトップ選手として活躍し続けてきた松平健太。今回は、そんな松平選手の強みや魅力を紹介します。

【経歴】
松平選手は1991年4月11日生まれの32歳で、出身は石川県七尾市です。5歳で卓球をはじめ、2006年の世界ジュニア選手権では、男子シングルスで優勝しました。
さらに、2013年の世界卓球パリ大会では、北京オリンピック金メダルの馬琳と元世界ランキング1位ブラディミル・サムソノフを破り、男子シングルスベスト8になるなど国内外で成績を残しています。現在は国際大会を引退したため、松平選手の試合を見るならTリーグを見るのがおすすめです。

【2022-2023年のTリーグの成績】
2022-2023年のTリーグではT.T彩たまに所属し、シングル13勝10敗、ダブルス0勝1敗といった成績を残しました。

松平健太の強みと注目ポイント】
松平選手の強みとしては、多彩なテクニックを活かしたプレースタイルです。
特に松平選手のプレーで注目してほしいポイントは、ブロック(相手が強打したボールの威力を抑えつつ返球する技術)です。このブロックという技術は、強打に対して威力を抑えて返球するため守る技術と思われがちですが、打ちづらいコースに返球して相手のミスを誘うなどの攻撃性もあります。

松平選手は、ブロックの中でもカットブロックという技術を使うことが多いです。
カットブロックとは、相手の強打に対してブロックする際に、ラケットでボールの下側をこすって下回転(バックスピン)をかけながら返球する技術です。松平選手は通常のブロックとカットブロックを使い分けることで、相手のミスを誘って得点をします。

カットブロック以外にも、チキータ(台上のボールをバック面で横向きの回転をかける打球方法)やフリック(台上でネット際などの短いボールを弾くように打つ打球方法)などの台上の技術も松平選手は優れています。

また、松平選手の代名詞とも言えるしゃがみ込みサーブも注目です。
しゃがみ込みサーブは、その名の通りしゃがみ込む勢いを利用してボールに強力な回転をかけるサーブの打ち方です。使用頻度はそこまで多くないですが、通常」のサーブとは打ち方や回転のかかり方が違うため、相手を撹乱することができます。

テクニカルなプレーが見たい方は、ぜひ松平選手の試合をTリーグで見てみてください。

松平健太(まつだいら けんた)
金沢ポート
石川県出身 1991年4月11日生まれ
身長169cm 右シェークドライブ型

(文:山田一希)

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