【今さら聞けない卓球用語】あなたは何問正解できる?意外と知らない卓球のルールクイズ!
スポニティ
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スポニティ卓球による週次連載記事、第6回では卓球のルールについてクイズ形式で解説していきます。今回は試合編です。
第1問
試合中にタオルを使えるのはどのタイミング?(最終セットのコートチェンジ時を除く)
A 1セットにつき一回
B いつでも好きなときに
C 自分の得点が6の倍数のとき
D 互いの合計得点が6の倍数のとき
答え
正解はD。例えば6-6はタオルを使えますが、6-4はタオルを使えません。
第2問
次のうちサーブが違反になるものはどれ?
A 照明で見えなくなるくらいまで高くトスをあげるサーブ
B 汗で滑らないようにボールを握ったままトス
C サーブを出すと同時にしゃがむ
D 舌を出しながらサーブ
答え
正解はB。サーブを出すときは手のひらを開いて、回転をかけないように真っ直ぐトスをしなければなりません。Aは、サーブの投げ上げる高さは16cm以上であれば高さに制限はありません。
第3問
試合前には選手同士がお互いのラケットを交換して確認し合いますが、次のうち違反になるラケットはどれ?
A 両面に粒高ラバー(表面がブツブツしているラバー)を使っている
B うちわサイズの巨大ラケットを使っている
C オシャレに片面はピンク、もう片面はブルーのラバーを使っている
D グリップ(ラケットの持つところ)にテープを巻いている
答え
正解はC。2020年のルール改正では「片面が黒」でもう片面を自由な色で良い、とされていますので、どちらにも黒いラバーを貼っていないのは使用不可です。ちなみに、Bはラケットの大きさに関しては決まりがないので、どんなに大きなあるいは小さなラケットでも良いのです。
第4問
マナー違反によってイエローカードやレッドカードを出されることがあります。次のうち警告の対象になるのはどれ?
A 11-0で試合を終わらす
B 天に向かって「チョレイ」と叫ぶ
C 失点時、ラケットを上に放り投げてキャッチした
D 海外の試合でエッジで得点したときに、日本語で「すみません」と言ってしまった
答え
正解はC。ラケットを投げたり、ラケットで台を叩いたりするのは警告の対象となります。Aは、選手同士のマナーのようなものなので、それで警告や失点にはなりません。Bの張本智和選手の「ハリバウアー」は威嚇ではなく鼓舞です。ですので、相手に向かって挑発したり威嚇するようなものでなければ、警告の対象にはなりません。Dは、 ジェスチャーで申し訳ない旨を伝えれば、警告になることはないでしょう。
第5問
ラリー中にも細かなルールがあります。次のうち失点になるのはどれ?
A ボールがユニフォームの袖にかすって相手コートに入った
B ラケットを持っている方の手の指に当たって入った
C ラケットを右手から左手に持ち替えて打球した
D ラケットを台にぶつけた
答え
正解はA。衣服に当たった場合は、その時点で即失点です。Bは、ラケットを持っている方の手首から先はラケットとみなされるため、指に当たって入っても失点にはならず、そのままラリーが続行されます。
卓球には意外と知られていない細かいルールがまだまだたくさんありますので、詳しく知ると、卓球を見るのがまた一段と面白くなりますよ。
文:干場卓哉(ホシバタクヤ)