【Tリーガーの強みはココ!】激しい動きに俊敏なプレー!監督も務める森薗政崇の注目ポイントとは
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今シーズンから所属する静岡ジェードで、Tリーグ初となる監督兼選手を務めることになった森薗政崇。
これまで数々の成績を残し、トッププレイヤーとして活躍。そして、今シーズンからは監督としての手腕も注目される森薗選手の強みや注目ポイントを解説します。
【経歴】
森薗選手は1995年4月5日生まれの28歳で、出身は東京都西東京市です。
幼少の頃から卓球を始めると、中学1年生からドイツまで武者修行に行くなど、精力的に活動してきています。
2013年の全日本卓球選手権ジュニアの部(高校生以下)男子シングルスで優勝。翌年の全日本卓球選手権男子ダブルスでは、同じ青森山田高校の後輩である三部航平選手とペアを組み、高校生ながら見事優勝を果たしました。
2017年の世界卓球選手権デュッセルドルフ大会では、男子ダブルスで大島祐哉選手とペアを組み、日本勢48年ぶりに決勝進出を果たし、銀メダルを獲得しました。
森薗選手の実績はダブルスだけでなく、2021年の全日本卓球選手権では、男子シングルスで準優勝を果たしています。
このように、森薗選手は国内外問わず活躍してきた日本のトッププレイヤーの一人です。
【2022-2023年のTリーグの成績】
2022-2023年のTリーグでは岡山リベッツに所属し、シングルス0勝5敗、ダブル10勝9敗でした。
ダブルスでの出場数はTリーグで最も多かったことからも、ダブルスでの期待がうかがえます。
【森薗政崇の強みと注目ポイント】
森薗選手の強みは、俊敏なフットワークと打点の速い攻撃です。
森薗選手の試合を見ると、とにかく激しい動きのプレーが見られます。これが、森薗選手の強みで、ボールを左右に揺さぶられながら返球されたとしても、そのフットワークを活かして連続攻撃をします。
また、森薗選手の打球は打点が速いため、相手選手が反応できないようなボールを放つことができます。
台上での返球に使われる、フリック(台上のボールを弾くように打つ打球法)やチキータ(ボールに横向きの回転をかけながら返球する打球法)での得点率も高いです。
さらに、これらの強みや特徴を持ちながら、左利きでプレーするところも森薗選手が活躍している一つの要因だと言えます。
森薗選手の試合を見る際は、その俊敏なフットワークとどの位置でボールを打っているのか、台上での返球技術に注目すると、森薗選手の試合をさらに楽しめると思います。
森薗政崇(もりぞの まさたか)
静岡ジェード所属
東京都出身 1995年4月5日生まれ
身長161cm 左シェークドライブ型
(文:山田一希)