【アナタの知らない卓球の世界】 これであなたも卓球玄人!?初心者でもわかる戦型(プレースタイル)紹介!


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【アナタの知らない卓球の世界】 これであなたも卓球玄人!?初心者でもわかる戦型(プレースタイル)紹介!

卓球は個性の戦いです。

そのため多くの戦型(プレースタイル)があり、実際にTリーガーもそれぞれの選手が得意とする戦型を使用しています。

「勝利」を掴むためには自分にあった「戦型」を把握しなければいけません。
そのため今回は「戦型」の種類、特徴をご紹介します!

戦型の種類

卓球の戦型は大きく分けて、

・ドライブ主戦型
・前陣速攻型
・異質攻守型
・カット主戦型

の4種類が挙げられます。
ここからはそれぞれの戦型について、詳しく解説していきます。

ドライブ主戦型

ドライブ主戦型は、卓球台から少し距離をおいて伸びてきたボールに対して上回転をかけたドライブの強打を続ける戦い方です。

この戦型は「戦型界の王道」とされ、張本智和選手、戸上隼輔選手など多くの選手がこの戦型を基本軸に戦われています。

また台から離れることで、色々なボールに反応しやすくなるというメリットもあります。

前陣速攻型

台から離れてプレーを行なうドライブ主戦型とは異なり、台に近いところで、ボールが台から出る前に打ち返す戦型を「前陣速攻型」といいます。

この戦型は打ち返すタイミングが早く、相手の強打をそのまま利用したカウンターボールを打つことができるため、特にテンポが早い展開に持っていきたい選手が使用しています。
またフットワークもあまり使用しないため体格の弱点を補うことができます。

この戦型の代表的な選手は伊藤美誠選手で、彼女も強打を誇り「強打速攻」を中心に戦術を組み立てられています。

異質攻守型

この戦型も台から近い場所で戦います。
ただ前陣速攻型とは異なり、強打を使用して速いテンポで戦いを行わず、ショート、回転を変化させたボールで相手のミスを誘う、「守備型」の戦型です。

この戦型の基本は「イレギュラー」を起こすことで、相手にミスを誘う前提で戦います。
そのため異質攻守型は、「粒高」、「表ソフト」など、変化をもたせるラバーを裏面に使用します。

「相手のミスをつく」

スポーツの常套句であり、基本を徹底的につく事が出来る戦型こそ、異質攻守型なのです。
実際にこの戦型を使用している出澤杏佳選手は、今年のユニバーシアードで準優勝と結果を出しています。

カット主戦型

カット主戦型、通称「カットマン」とは他の戦型と異なり、「異質」な戦型です。

カット主戦型は台から距離を取り、ラケットを上から下に振り下ろすカット(ボールに下回転をかける技術)で相手の攻撃をしのぐ、守備的な戦型です。

そのためカット主戦型も異質攻守型と同様に、「相手のミス」を誘う戦型です。
ただし近年では攻撃的なカットマンも多く、強打を交えた攻守両面で活躍をする選手も出てきています。

実際に佐藤瞳選手や橋本帆乃香選手は先々月行われたNOJIMA CUP 2023で、カットを中心にした戦型を駆使し、ベスト8の結果を出されています。

まとめ

ここまで戦型を紹介してきました。
どれが正解かは、貴方自身が自分と向き合って、試合をしてみて、見つける必要があります。

全ての戦型が見られるのが、Tリーグです。

色々な戦型を見てみて、やってみて、自分にあう戦型を見つけて見てください!

(文・富永陽介)

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