【Tリーガーの強みはココ!】遅咲きなんて関係ない!大島祐哉のとてつもない身体能力を見よ!


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【Tリーガーの強みはココ!】遅咲きなんて関係ない!大島祐哉のとてつもない身体能力を見よ!

2023年6月に開催されたTリーグ NOJIMA CUP 2023男子シングルスで第3位の成績を収めた大島祐哉。今回は大島選手の強みや注目ポイントを解説します。

【経歴】
大島選手は1994年3月5日生まれの29歳で、出身は京都府綾部市です。

小学2年生の時に兄の影響で卓球を始め、高校はインターハイ常連の東山高校に進学しました。

しかし、高校時代はインターハイに出場こそしていたものの、他のプロ卓球選手のような目立った成績を残すことはできませんでした。

その後、卓球の強豪である早稲田大学に進学。

大島選手はこの大学の4年間で急成長。大学4年生の2015年から5年連続で世界卓球選手権に日本代表として出場を果たしました。

2017年に開催された世界卓球選手権ドイツ大会では、森薗政崇選手とペアを組んで男子ダブルスに出場し、日本勢48年ぶりとなる銀メダルを獲得する快挙を果たしています。

2019年の全日本卓球選手権男子シングルスでは、準決勝で前年度王者の張本智和選手を倒し決勝に進出。決勝では水谷隼選手に敗れたものの、見事準優勝を果たします。

現在活躍しているプロ卓球選手の多くが幼少期から大会優勝といった成績を残しているため、大島選手は“遅咲き”と言われています。

そこから、プロとして活躍できるレベルになるまでの大島選手の努力が伺えます。

【2022-2023年のTリーグの成績】
大島選手は、2022-2023年のTリーグでは木下マイスター東京に所属し、シングルス3勝2敗、ダブルス13勝5敗でした。

レギュラーシーズン1位通過に貢献しました。

プレーオフファイナルでは優勝こそ逃しましたが、チームは準優勝を果たしています。

大島祐哉の強みと注目ポイント】
大島選手は、中学時代卓球部との兼部で陸上部にも所属しており、走り幅跳びでは6m50cmと当時の京都府記録を出すくらい身体能力が高いです。

大島選手の強みはこの身体能力を活かしたプレーで、鍛えられた足腰を使ったフットワークや日本一速いと言われるほど強力なフォアドライブ(前に進むような縦回転をかける技術)が特徴です。

また、パワフルなプレーが目立つ中に、チキータ(台上のボールに横回転をかける技術)やストップ(ネット付近に来たボールを相手コートのネットの近くに短く止めるように返球する技術)などの細かいプレーも見られます。

大島選手の試合を見る際は、パワフルな打球と強靭なフットワーク、そして、細かい台上でのプレーに注目するとより面白さが増すでしょう。

特に大島選手のフォアドライブの速さは必見です。

大島裕哉(おおしま ゆうや)
木下マイスター東京所属
京都府出身 1994年3月5日生まれ
身長169cm 右シェークドライブ型

(文:山田一希)

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