【Tリーガーの強みはココ!】自由自在なプレースタイルで観客を魅了する!丹羽孝希の注目ポイントとは?
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【経歴】
丹羽選手は1994年10月10日生まれの28歳で、出身は北海道苫小牧市です。
父親が卓球選手で、その影響から7歳で卓球を始めました。
丹羽選手は小学校低学年から全国大会に出場しており、11歳でU-18日本代表に選ばれています。
2009年の世界卓球選手権横浜大会では、当時の最年少出場記録を更新し、14歳で出場を果たします。
そして翌年の2010年のユースオリンピック競技大会卓球競技の男子シングルスと混合団体の両方で金メダルを獲得し、2011年には、世界ジュニア卓球選手権で優勝を果たしました。
2013年の全日本卓球選手権では、決勝戦で水谷隼選手を破って優勝しています。
2016年のリオデジャネイロ五輪では、団体戦で決勝進出し、日本男子初の銀メダルを獲得。2021年の東京五輪では、団体戦で銅メダルを獲得し、2大会連続でメダルを手に入れています。
これまで、国内外問わず活躍してきた丹羽選手ですが、2022年11月8日に国際大会からの引退を発表しました。
しかし、Tリーグでは現役で活躍し続けている丹羽選手の姿を見ることができます。
【2022-2023年のTリーグの成績】
丹羽選手は、2022-2023年のTリーグでは岡山リベッツに所属し、成績はシングルス5勝10敗でした。
【丹羽孝希の強みと注目ポイント】
丹羽選手の強みとしては、卓球台に近い位置でプレーする前陣速攻と呼ばれるプレースタイルがよくあげられます。
卓球台に近い位置でボールを打つため、相手の強打に対してボールの勢いを利用して威力のある返球をするカウンターという技術が世界でもトップレベル速度を誇り、丹羽選手のカウンターは「稲妻カウンター」とも称されています。
また、丹羽選手はカウンターをするだけでなく、威力のある返球をするカウンターとは真逆の、相手の強打に対して威力を抑えて返球するブロックの技術もトップレベルです。
丹羽選手は、ただ威力を抑えるだけでなく、バックスピンをかけながらブロックする、カットブロックも使います。
このように、カウンターやブロック、カットブロックを使い分けてプレーするところに注目してみると丹羽選手の試合をより面白く見ることができるでしょう。
もちろん、丹羽選手はカウンターやブロック、カットブロックなどの相手の強打に対する技術だけでなく、ドライブやチキータなどの攻撃的な技術も最高です。
ぜひ、丹羽選手のサーブから攻撃、守りに至るまで、自由自在なプレーを見て、丹羽選手に魅了されてみてください。
丹羽考希(にわ こうき)
岡山リベッツ所属
北海道出身 1994年10月10日生まれ
身長162cm 左シェークドライブ型
(文:山田一希)