【Tリーガーの強みはココ!】バックハンドも必見! 日本を代表するカットマン 橋本帆乃香
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日本を代表するカットマンとして、国内外問わず活躍し続けている橋本帆乃香。2017年9月には自己最高の世界ランキング13位にランクインするほどの実力の持ち主です。
今回は、そんな橋本選手の強みや注目ポイントについて解説します。
【経歴】
橋本選手は、1998年7月5日生まれの25歳で、出身は愛知県名古屋市です。
実家が卓球用品専門店と卓球クラブを営んでおり、幼少期に実家の卓球クラブで卓球を始めました。
2010年、当時小学6年性の橋本選手は、全日本卓球選手権ホープスの部(小学6年生以下)にて、女子シングルスでベスト4の成績を残しています。
中学、高校でも全国大会では上位入賞を果たしおり、結果を残しながら活躍していきます。
そして、2016年の全日本卓球選手権ジュニアの部(高校生以下)女子シングルスでは、同年の全日本選手権一般の部女子シングルスで準優勝を果たした平野美宇選手に準決勝で見事勝利。
決勝では浜本由惟選手に惜しくも敗れてしまったものの、準優勝を果たしました。
翌年2017年の全日本卓球選手権一般の部では、女子シングルスでベスト3に輝いています。
2019年の世界卓球選手権では、女子ダブルスに同じカットマンの佐藤瞳選手とペアを組んで出場し銅メダルを獲得しました。
このように、橋本選手は国内外問わず活躍しています。
【2022-2023年のTリーグの成績】
橋本選手は、2022-2023年のTリーグでは日本ペイントマレッツに所属し、シングルス11勝4敗、ダブルス4勝4敗の成績を残しています。
【橋本帆乃香の強みと注目ポイント】
橋本選手は、相手からのボールに対して強力なバックスピンをかけて返球する技術(=カット)を軸に戦う、カットマンと呼ばれるプレースタイルです。
カットマンは守備型とも表現されるプレースタイルのため、自ら攻撃を仕掛けることは多くありません。
しかし、橋本選手はカットマンでありながら、チャンスがあれば積極的に攻撃を仕掛けます。
特に、不意を突くようなバックハンドでの強打は必見です。
橋本選手と対戦する選手は、カットで粘られたり、不意に強打を打たれたりと一瞬でも気を緩めることはできないプレッシャーを感じることでしょう。
Tリーグでは、橋本選手の他に佐藤瞳選手や小塩遥菜選手など、カットマンの選手が多く所属しているため、他のカットマンの選手と橋本選手のプレーを見比べることができます。
見比べることによって、試合をより楽しく観戦できるため、おすすめです。
そして、橋本選手の試合を見るときは、カットだけでなく、攻撃にも注目してみてください。
橋本帆乃香(はしもと ほのか)
日本ペイントマレッツ所属
愛知県出身 1998年7月5日生まれ
身長163cm 右シェークカット型
(文:山田一希)