【アナタの知らない卓球の世界】海外のプロリーグのルールとは?世界に広がるTOPプロリーグを紹介
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実際卓球の競技人口は3億人以上いると数えられ、全スポーツの中でも5本の指に入ると言われています。
それだけ卓球は競技人口が多い、人気なスポーツなのです。
そのため日本で言う【Tリーグ】のように、それぞれの国ごとにプロリーグがございます。今回は海外の、特に有名なTOPプロリーグについてご紹介します。
中国超級(スーパー)リーグ
最初にご紹介するのが、「卓球王国」である中国にある「中国超級(スーパー)リーグ」です。
このリーグは1994年、中国国内のスポーツ改革により、1995年に発足されたリーグです。超級リーグは他のプロスポーツとは違い、そのチームの経営を省(日本での県)や市がチームを管轄し、各自治体ごとにチームを強化する流れとなっています。
また外国籍選手の受け入れも積極的で過去には、福原愛選手や平野美宇選手が挑戦しています。現在ですと、過去にT.T彩たまに所属されていたトルルス モーレゴード選手が今年参戦されています。
ドイツ・ブンデスリーガ
続いて紹介するのが50年以上の歴史を持つドイツの卓球リーグです。ドイツ・ブンデスリーガは昇降格の入れ替え制を導入しているリーグで、1部リーグには男子12チーム、女子9チームございます。試合はHOMEM&AWAY戦で団体戦を行い、先に3勝以上したチームに勝ち点が割り振られ、その勝ち点の総数によってリーグ順位を決定します。
リーグの優勝は男子上位4チームが、女子は上位2チームクラブがプレーオフに進出し、最終的な優勝チームを決定します。またシーズン中にはリーグ戦とは別に「ドイツカップ」と呼ばれるトーナメント形式の試合も行われます。
ブンデスリーガは日本人にも馴染みが深く戸上隼輔選手や、宇田幸矢選手が過去には在籍し、現在でも鈴木颯選手がブンデスリーガに所属されています。
ロシア・プレミアリーグ
ロシア・プレミアリーグはここ数年で急成長をとげ、人気が出てきたリーグになります。リーグに全12チームあり、総当りで2戦ごと行い優勝を決定します。
ロシア・プレミアリーグには明確に強豪チームがあり、UMMCとオレンブルクが毎年優勝を争っています。このリーグでの有名選手は、ブラディミル・サムソノフ選手や、ドミトリ・オフチャロフ選手などがあげられ、日本人選手も過去には水谷隼選手や吉村真晴選手が参戦されています。
フランスプロAリーグ
フランスリーグは、昇降格があるブンデスリーガと同様、入れ替え制のピラミッド形式のリーグ構造を持っています。
そのリーグの頂点に位置するのが1部リーグで「プロA」です。プロAでは男子10チーム、女子9チームがそれぞれ総当たり戦を行い、優勝チームが決定されます。
フランスリーグには多くのヨーロッパの選手が参加しており、日本からも松下浩二さんや田中佑汰さんなどがプレーしています。
最後に
ここまで外国のリーグを紹介してきましたが、海外にはまだまだ紹介できていない卓球のリーグがございます。
これは卓球がそれだけ世界的に人気だということです。
日本にも、プロリーグである「Tリーグ」があります。
Tリーグは皆さんをより卓球の魅力に引き寄せてくれるはずです。
皆さんも卓球の魅力に触れるために、ぜひTリーグを観戦市に行ってみてください!
(文・富永陽介)