【Tリーガーの強みはココ!】兄と一緒にTリーグ制覇を狙う! 吉村和弘の圧倒的なバックハンド威力を見よ!
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2017年に開催された全日本卓球選手権の男子シングルスで、準優勝を果たした吉村和弘。
今回は、国内外問わず活躍する吉村選手の強みや注目ポイントについて解説します。
【経歴】
吉村選手は、1996年7月28日生まれの27歳で。出身は茨城県東海村です。
2016年のリオデジャネイロオリンピック卓球男子団体で銀メダルを獲得した吉村真晴選手を兄に持ち、父と兄の影響で4歳から卓球を始めました。
高校2年生のときに出場した、2014年の全日本卓球選手権ジュニアの部(高校生以下)の男子シングルスでは、見事優勝を果たしました。
2017年には、ITTFワールドツアー香港オープン・男子シングルスで優勝しています。
2021年のアジア選手権では男子シングルスベスト8、2022年のWTTフィーダーオロモウツでは男子ダブルスで優勝しました。
このように、吉村選手は国内外問わず、シングルスでもダブルスでも結果を残しています。
【2022-2023年のTリーグの成績】
吉村選手は、2022-2023年のTリーグでは兄の吉村真晴選手と同じ琉球アスティーダに所属し、シングルス5勝8敗、ダブルス6勝6敗の成績を残しています。
【吉村和弘の強みと注目ポイント】
吉村選手の強みはなんといっても、世界でもトップレベルの威力を誇るバックハンドでのドライブです。
吉村選手は身長が175㎝と高く、手足が長いことが特徴。
その長い腕をしならせて放つバックハンドドライブでは、ボールにとても強力な回転がかかっており、相手選手がその威力を抑えられないほど強力です。
さらに、吉村選手のバックハンドドライブは、卓球台から近い位置でも、少し離れた位置でも威力があるため、卓球台から離れすぎて一見不利に見えるような場面でも、得点を狙うことができます。
また、吉村選手の強みとしてサーブが挙げられることが多く、多彩なサーブを活かして、サーブでの得点や、吉村選手が放ったサーブに対して、相手選手が返球、その返球されたボールを強打して得点するシーンも多く見られます。
吉村選手の試合を見る際は、バックハンドに注目して、その威力を体感してみてください。
そして、バックハンドの威力とともに、パワフルなプレーの中に光る細かいテクニックもあるため、それらを探してみると、より面白く、そして吉村選手の魅力を感じながら試合を見ることができるでしょう。
吉村和弘(よしむら かずひろ)
琉球アスティーダ所属
茨城県出身 1996年7月28日生まれ
身長175cm 右シェークドライブ型
(文:山田一希)