【Tリーガーの強みはココ!】独特なラケットの持ち方で卓球界を突き進む!現役中学生Tリーガー小塩悠菜に注目
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現役中学生ながらTリーガーとして活躍している小塩悠菜。今回は、日本の卓球界を盛り上げている若き卓球選手の1人である小塩選手の強みや注目ポイントについて解説します。
【経歴】
小塩選手は、2008年7月5日生まれの15歳で、出身は岐阜県岐阜市です。
同じチームのトップおとめピンポンズ名古屋に所属している小塩遥菜選手を姉にもち、姉や卓球経験のある母の影響で6歳の頃から卓球を始めました。
小学2年生で出場した2016年の全日本卓球選手権大会バンビの部(小学2年生以下)では、同学年の張本美和選手(現・木下アビエル神奈川所属)を破って優勝を果たしています。
翌年に開催された全日本卓球選手権大会カブの部(小学4年生以下)でも、ベスト4に輝いています。
2019年には、東アジアホープス卓球大会に日本代表選手として出場。女子団体の優勝に貢献し、個人では女子シングルスでベスト4の成績を残しました。
2023年の全日本選手権大会ジュニアの部(高校2年生以下)女子シングルスでは、準優勝を果たしています。
このように、小塩選手は現役中学生ながら国内外で成績を残しており、今後の活躍に目が離せない選手の1人です。
【2022-2023年のTリーグの成績】
小塩選手は2022-2023年のTリーグでは、トップおとめピンポンズ名古屋に所属していましたが、試合への出場はありませんでした。
【小塩悠菜の強みと注目ポイント】
小塩選手の強みは、独特なラケットの持ち方と、2種類の戦型を使い分ける戦術にあります。
卓球ではラケットの持ち方に規定はなく、どんな持ち方でも問題ありません。
小塩選手は、シェイクハンドのラケットを使用していますが、持ち方が独特でペンホルダーのラケットに近い持ち方をしています。
しかし、ペンホルダーの持ち方とも少し違うため、実際のラケットの持ち方が気になる方は、ぜひ小塩選手の試合を見てみてください。
小塩選手の独特な持ち方は、強力な打球を可能にするだけでなく、独特な軌道やタイミングのボールを打つことができ、また同じ戦型の選手がいないため相手選手は対応に困ってしまいます。
また、小塩選手は戦型をカットマンに切り替えてプレーできるため、カットマンが苦手な選手には、相手の苦手なスタイルを選択して戦うことも可能です。
このように、独特な戦型でプレーしながら、相手選手に合わせて戦型を切り替えられるため、相対する選手からすれば小塩選手は非常に戦いづらい相手と言えるでしょう。
小塩選手の試合を見る際には、独特なラケットの持ち方と戦い方に注目してみると、より試合を楽しめるためおススメです。
小塩悠菜(おじお ゆうな)
トップおとめピンポンズ名古屋所属
岐阜県出身 2008年7月5日生まれ
身長160cm 右ペン速攻型
(文:山田一希)