【Tリーガーの強みはココ!】小学生でTリーガー!? 卓球界の未来を担う松島美空に注目!
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小学4年生ながらTリーガーとして活躍している松島美空。今回は、そんな松島選手の強みや注目ポイントについて解説します。
【経歴】
京都府京都市出身、2013年6月24日生まれの松島選手。
両親は実業団に所属、4兄弟全員が卓球選手という卓球一家の一員で、長男の輝空選手(木下マイスター東京)は、今週の全日本卓球選手権大会ジュニアの部(高校2年生以下)で初優勝を果たしています。
美空選手自身もまた全日本選手権大会にて、2021年はバンビの部(小学2年生以下)、2022年と2023年にはカブの部(小学4年生以下)で3年連続優勝を果たすなど、その実力をアピールしています。
また、2023年にフランスで開催されたユーロミニチャンプでは、U13の日本代表として出場。この大会でも見事優勝を果たしています。
そして、今月の全日本卓球選手権大会ジュニアの部(高校2年生以下)では、全8回戦中第3回戦まで進出する活躍を見せました。
このように、松島選手は国内・国外を含む数々の大会で成績を残している、今後の成長と活躍が見逃せない選手です。
【2022-2023年のTリーグの成績】
松島選手は、2022-2023年のTリーグでは京都カグヤライズに所属しており、0勝4敗の成績でした。
【松島美空の強みと注目ポイント】
松島選手の強みは、サーブとフットワークの軽さ、そして相手のボールに合わせたボールタッチにあります。
卓球では、サーブを打つ瞬間に、力が入りやすいように「ドン」と床を蹴る選手が多いですが、松島選手の場合は、この音がとても大きく、サーブの力強さが伝わってきます。
実際、相手選手がミスをしたり、返せないほどのシーンも見られます。大人のプロ選手と戦いサーブで得点できるということ自体が、その威力を何より物語っています。
そして、松島選手の試合で注目してほしいポイントは、打ち合いのシーンです。
軽いフットワークで、左右に揺さぶられてもボールに食らいついていく様は、大人顔負けと言っても過言ではなく、プレーの見どころだと思います。
また、ボールタッチが丁寧で、相手の強打をボールの威力を抑えながら返球したり、チキータや逆チキータといったトップ選手も使用する技術を駆使したりと、とても小学生とは思えない、驚いてしまうようなプレーも少なくありません。
今後の活躍にも注目したい選手の1人なので、ぜひ松島選手の試合を観戦してみてください。
松島美空(まつしま みく)
京都カグヤライズ所属
京都出身 2013年6月24日生まれ
身長135cm 左シェークドライブ型
(文:山田一希)