卓球歴13年のスポニティライターが、週末のTリーグの試合結果を予想します。ぜひ予想スタジアムの参考になさってください。


【11月29日（金）】18:30〜

京都カグヤライズ　1-3　日本生命レッドエルフ

ここまで勝ちのない京都カグヤライズ。今シーズンの初めは0-4で負けることも多く、9～10月の試合では7試合中5試合が0-4で負けています。しかし、11月は0-4で負けた試合は5試合中1試合のみと、少しづつではあるものの調子を上げてきている印象。

一方、日本生命レッドエルフは、今月から韓国のエース・チョン ジヒ選手が加入し、大幅な戦力アップを図っています。

これまでの結果から見ると、戦力アップした日本生命レッドエルフに軍配が上がると予想します。


【11月30日（土）】12:00〜

金沢ポート　3-2　T.T彩たま

今シーズン2回目となる金沢ポートとT.T彩たまの対戦。両チームとも、他チームとは今シーズン3試合以上対戦していますが、この組み合わせのみ2度目の対戦となります。

1回目の対戦は10月25日に行われており、3-1でT.T彩たまが勝利しました。

金沢ポートは、チームの勝ち頭である松平健太選手を、身体の不調により登録抹消。ただ、金沢ポートには、韓国代表としても活躍する、世界ランキング15位のチャン ウジン選手を含め、他にも実力のある選手が所属しているため、強いチームであることに変わりはありません。

一方で、T.T彩たまは世界ランキング30位で全日本王者の経験もある宇田幸矢選手を中心に、国内外で活躍してきた選手が揃っています。

拮抗した試合になることが予想されますが、金沢ポートが上回ってくるのではないでしょうか。


【11月30日（土）】14:00〜

静岡ジェード　1-3　岡山リベッツ

静岡ジェードは、10月以降勝利を上げられていないため、せめて1勝してから12月を迎えたいところ。一方、岡山リベッツは現在1位ではあるものの、先週の試合は2戦2敗と負けが続いています。

本組み合わせは今シーズン2回目で、前回の対戦では3-1で岡山リベッツが勝利しています。ここも、岡山リベッツに軍配が上がると予想します。


【11月30日（土）】15:00〜

トップおとめピンポンズ名古屋　1-3　日本ペイントマレッツ

現在勝ち点18で4位とはいえ、勝ち点27で3位の日本生命レッドエルフよりもマッチ数が4試合少なく、まだまだプレーオフファイナル出場を狙える状態のトップおとめピンポンズ名古屋。
そのためここは、日本生命レッドエルフを追い越せるように、ぜひとも勝ちたい試合です。

一方で日本ペイントマレッツは、11月に開催されたWTTファイナルズ福岡2024女子ダブルスで、佐藤瞳選手と橋本帆乃香選手のペアが1位、大藤沙月選手と横井咲桜選手のペアが2位と、同じチームで1位、2位を独占する好状態。

Tリーグ以外での活躍も踏まえて、日本ペイントマレッツのほうが選手全体の調子が良いと思われるため、日本ペイントマレッツが制するものと考えられます。


【11月30日（土）】18:00〜

京都カグヤライズ　0-4　木下アビエル神奈川

11月は大会の影響で、平野美宇選手や張本美和選手といったトップ選手の出場が少なかった木下アビエル神奈川。今回の試合では、平野選手も張本選手も出場できる見込みが高くなっています。

京都カグヤライズも調子が上がってきていますが、主要メンバーの揃った木下アビエル神奈川には苦戦するでしょう。

そのため、木下アビエル神奈川に軍配が上がると予想します。


【12月1日（日）】13:00〜

金沢ポート　3-1　木下マイスター東京

実は金沢ポートは木下マイスター東京との相性がよく、今シーズン3戦2勝と勝ち越しています。また、負けた1試合も2-3の接戦でした。木下マイスター東京からすると、金沢ポートは戦いづらい相手と言えるでしょう。

木下マイスター東京は一時期1位をキープしていましたが、現在は4位まで下がっており、苦戦を強いられています。そのため、何としても勝ちたい場面。

ただ、これまでの試合結果を見るに、ここも金沢ポートが“KM東京キラーぶり”を発揮して上回ってくると予想します。


【12月1日（日）】13:00〜

静岡ジェード　0-4　琉球アスティーダ

静岡ジェードは現在最下位で、他のチームが勝ち点20以上なのに対して、勝ち点8と苦境に立たされています。

一方の琉球アスティーダは現在3位ですが、マッチ数が1,2位よりも2試合少なく、勝ち点も3点差と首位浮上の可能性もじゅうぶん見込める状況にあります。

ここまでの両チームの状態面を鑑みても、琉球アスティーダが白星を手中にするでしょう。


【12月1日（日）】14:00〜

トップおとめピンポンズ名古屋　3-2　京都カグヤライズ

今シーズン3回目となるトップおとめピンポンズ名古屋と京都カグヤライズの対戦。これまでの2試合は、ともに4-0でトップおとめピンポンズ名古屋が勝利しています。

トップおとめピンポンズ名古屋は、プレーオフファイナル出場を目指すために、4-0で勝利して勝ち点4獲得を目論んでくるでしょう。
対する京都カグヤライズは、調子こそ上がってきているものの相性面からも分の悪さは否めず、結局ここもトップおとめピンポンズ名古屋が上回り、対戦成績を3戦3勝としてくるのではないでしょうか。


(文・山田一希)


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