【Tリーガーの強みはココ!】パワフルなプレーは必見 若き日本代表の底力はいかに!? 横谷晟
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日本代表として世界選手権にも出場した経験のある横谷晟。今回は、横谷選手の強みや注目ポイントを解説します。
【経歴】
横谷選手は、岐阜県山県市で2002年5月1日に誕生、3歳から卓球を始めるようになります。
大学は、愛知工業大学に所属し、Tリーグでは静岡ジェードで主力選手として活躍しています。
選手としての成長過程で特筆すべきは、大学1年時に経験したドイツでの武者修行です。NT候補から外れるという挫折を経験した後、ドイツブンデスリーガ2部のTTC GW Bad Hammでプレーし、厳しい環境で大きく成長を遂げました。
その後、2021年の全日学での活躍や、2022年のLION CUP TOP32での3位入賞により、世界選手権日本代表に選出。世界選手権成都大会では団体戦で銅メダル獲得に貢献しています。
【国内大会の主な成績】
横谷選手の国内大会での主だった実績を、以下に記します。
・2010年の全日本選手権(バンビの部)において男子シングルスで3位を獲得。
・2011-2012年の全日本選手権(カブの部)にて、2011年にベスト8、2012年に3位入賞。
・2018-2019年のインターハイで、2年連続で男子学校対抗優勝を達成。2018年には橋本一輝とペアを組み、男子ダブルスでも3位に入賞。
・2023-2024年の全日本選手権において、2年連続で男子シングルスベスト16に進出。2024年の全日学男子シングルスベスト8、三木隼選手とペアを組んだ男子ダブルスでは3位を記録。
【国際大会の主な成績】
横谷選手の国際大会における主な成績は、以下のとおりです。
・2022年、世界選手権成都大会で男子団体銅メダルを獲得。同年のWTT大会において、フリーモントで男子シングルスベスト8、ウェストチェスターで及川瑞基選手とペアを組み男子ダブルスベスト4を記録。
・2023-2024年のWTTフィーダー大会において、男子ダブルスでバンコク(吉村真晴選手とペア)、バラジュディン(岡野俊介選手とペア)、ハルムスタッド(三木隼選手とペア)いずれの大会ベスト4に入賞。
【2023-2024年のTリーグの成績】
横谷選手は、2023-2024年のTリーグでは静岡ジェードに所属し、4戦2勝の成績を残しています。
【横谷晟の強みと注目ポイント】
パワフルなプレーが魅力の横谷選手。
フォアドライブやバックドライブなど、一つ一つの攻撃が非常に力強く、またそれだけではなくフットワークを活かしたアグレッシブなプレーも、注目ポイントのひとつです。
特にバックドライブは、世界的に見ても高い威力を誇り、見ていて思わず「はやっ!」とこぼれてしまうほどのスピードがあります。
ぜひ、その速度と、パワフルなプレーを体感してみてください。
横谷晟(よこたに じょう)
木下マイスター東京所属
岐阜県出身 2002年5月1日生まれ
身長173cm 右シェークドライブ型
(文:山田一希)