九州アスティーダ、元日本代表・増田秀文氏の監督就任を発表


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九州アスティーダ、元日本代表・増田秀文氏の監督就任を発表

3月23日、卓球Tリーグ女子チームの九州アスティーダは、川面創監督にかわり、増田秀文氏(49歳)が新たに監督に就任したことを発表した。前監督の川面氏は、代表取締役社長としてチームのサポートに専念する。(上写真左端が川面氏。写真:Tリーグ/アフロ)
 
 
熊本出身の増田氏は、福岡の柳川高校から専修大学に進み、1993年世界卓球選手権イエテボリ大会(スウェーデン)に日本代表として出場。シングルスではのちの世界チャンピオン・五輪金メダリストの劉国梁(中国)を破るなど存在感を示した。全日本学生選手権(全日学/現:全日本大学総合選手権・個人の部)では、1992年にダブルス優勝、1993年にシングルスで頂点に立った。当時は日本にはまだ少なかった両ハンドでのパワープレーで、社会人(健勝苑)でも活躍、スウェーデンリーグでもプレーした。第一線を退いたあとは、指導者として活動していた。
九州アスティーダは、2021-2022シーズンよりノジマTリーグに参戦。2021-2022シーズンは初参戦ながらプレーオフに進出し3位。2シーズン目となった2022-2023シーズンは5位という成績に終わった。九州出身の増田新監督のもと、2023-2024シーズンの九州アスティーダはどのようなチームになるのか、今から楽しみだ。
 
【増田秀文監督コメント】
「この度、九州アスティーダの監督に就任致しました、増田秀文です。まず監督就任にあたり、私を支え、ご協力くださった全ての皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。これからも、ご恩を忘れず、いただいた思いを大切に日々歩んでいきます。
川面創社長の九州アスティーダへの思い、Tリーグ、九州への情熱をしっかりと受け継ぎ、そしてクラブに関わる全ての皆様と共に喜びを分かち合えるような、皆様に感動していただけるような九州アスティーダを目指します。
最初にチーム力と個々のレベルを上げるため、より良い環境を整える事に力を注ぎたいと思います。日々の工夫を忘れずに、選手のために出来る限りのサポートをしていきます。同時に、皆様に愛されるようなチーム、まわりの方々のご協力を頂けるような温かいチーム作りに励みたいと思います。
今後は練習会なども企画しており、皆様と一緒に強化出来る事を楽しみにしています。また、ジュニア選手の育成や普及活動など、九州卓球界の貢献にも尽力していきたいと思っております。
一緒に九州を盛り上げていきましょう。
応援よろしくお願い致します。」
九州アスティーダ株式会社 代表取締役社長 川面創氏コメント】
九州アスティーダに関わる皆様、いつも温かいご声援ありがとうございます。
増田監督は、日本代表の選手でも活躍され、今まで様々な指導経験も積まれており、選手の育成、そして選手たちの能力を最大限に引き出していくことができると思っています。また、クラブ創設期から私よりも九州出身の方にチームを率いて欲しいと願っていた中で、卓球関係者からの信頼は厚く、選手たちからも慕われるような素晴らしい監督に出会えたと思っております。
必ずや九州アスティーダをより良い方向に導いていただけると信じております。
私自身、今シーズンまで監督としてチームを引っ張ってきましたが、改めまして、ご声援いただいたファン・スポンサーの皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
これからは代表取締役社長としてチームを支えていきますので、今後とも九州アスティーダのファン、スポンサーの皆様、熱い応援をよろしくお願いします。」

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