【Tリーガーの強みはココ!】20歳でTリーグ6年目 赤江夏星の前陣卓球とは?
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木原美悠選手、横井咲桜選手、大藤沙月選手など、Tリーグで活躍する選手の多い2004年生まれ世代の1人である赤江夏星。
今回は、赤江選手の強みや注目ポイントを紹介します。
【経歴】
赤江選手は、2004年7月3日に兵庫県神戸市で誕生しました。
父と2人の兄の影響で卓球を始め、小学1年生の頃には、パリオリンピックのリザーブにも選ばれた木原美悠選手と同じクラブチーム ALL STARに所属しました。
その後もメキメキと力をつけていくと、全日本選手権カデット14歳以下の部女子シングルスで準優勝を果たしました。
現在20歳の赤江選手ですが、Tリーグ歴は今シーズンで6年目。中学3年生の15歳で、日本生命レッドエルフからTリーグに参戦しています。
2022年には、現在日本ペイントマレッツに所属する横井咲桜選手と大藤沙月選手を下し、インターハイ女子シングルス優勝を果たしました。さらに、同年に開催されたITTF世界ユース選手権U-19女子団体では、銅メダルを獲得しています。
2024年の全日本選手権では、女子シングルスで3位の成績を残しました。
【2023-2024年のTリーグの成績】
赤江選手は、2023-2024年のTリーグでは日本生命レッドエルフに所属し、シングルス6勝4敗、ダブルス1勝0敗の成績を残しています。
【赤江夏星の強みと注目ポイント】
赤江選手の試合を見ていると、卓球台の近くからあまり離れないプレースタイルに気づくことがあるかと思います。
いわゆる「前陣」でのプレーで、彼女の戦い方の基本型であり、これにより速く威力のある攻撃を実現しています。
一般的に、卓球台から離れてプレーをした場合、ボールの威力を弱めることができるものの、左右の移動距離が広がってしまうというデメリットが生じます。
しかし、前陣スタイルは、早いタイミングでの打球やさまざまなコースのボールへの対応を可能にします。
この前陣卓球こそ、彼女の強みであり、試合の注目ポイントとなっています。ぜひ、観戦の際には卓球台との距離に注目してみてください。
赤江夏星(あかえ かほ)
日本生命レッドエルフ所属
兵庫県出身 2004年7月3日生まれ
身長160cm 右シェークドライブ型
(文:山田一希)