【Tリーガーの強みはココ!】体格差を技術で凌駕する小さな巨人 梅村優香


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【Tリーガーの強みはココ!】体格差を技術で凌駕する小さな巨人 梅村優香

高校日本一にも輝いた経歴をもつ梅村優香。今回は、梅村選手の強みや注目ポイントを解説していきます。


【経歴】
梅村選手は、2000年1月9日に青森県で誕生しました。

中学は地元を離れ、大阪の強豪校・四天王寺羽曳が丘中に入学します。そして2014年の全国中学校体育大会では、女子シングルス3位に入賞しました。

高校進学は大阪の強豪校・四天王寺高校を選択。2016年には、全日本選手権ジュニア女子シングルスで3位入賞。2017年の全国高校総体では、女子シングルスと女子団体の2冠を達成する快挙を成し遂げました。

同年にはジャパンオープンのU21女子シングルスでも優勝し、国際大会でも実力を示しました。

中央大学進学後も活躍は続き、2018年の全日本選手権において、塩見真希選手とペアを組んだ女子ダブルスで準優勝。また、2019年のタイオープンでは、森田彩音選手とペアを組み女子ダブルス準優勝、U21女子シングルスでも優勝を飾りました。

2020年の全日本選手権女子ダブルスでは、再び塩見真希選手とペアを組み、ベスト4まで進出しています。

Tリーグには2019年からトップおとめピンポンズ名古屋より参戦し、現役大学生Tリーガーとして活躍。現在は九州アスティーダに所属しています。


【国内大会の主な成績】
梅村選手の国内大会実績(主なもの)は以下のとおりです。

・2014年:全国中学校体育大会 女子シングルス3位
・2016年:全日本選手権 ジュニア女子シングルス3位
・2017年:全国高校総体(女子シングルス優勝、女子団体優勝)
・2018年:全日本選手権 女子ダブルス準優勝(ペア:塩見真希選手)
・2020年:全日本選手権 女子ダブルスベスト4(ペア:塩見真希選手)


【国際大会の主な成績】
梅村選手の国際大会における主だった成績は以下のとおりです。

・2017年:ジャパンオープン U21女子シングルス優勝
・2019年:タイオープン(女子ダブルス準優勝、U21女子シングルス優勝)


【2023-2024年のTリーグの成績】
梅村選手は、2023-2024年のTリーグでは木下アビエル神奈川に所属していましたが、試合への出場はありませんでした。


梅村優香の強みと注目ポイント】
梅村選手は身長147cmと小柄で、卓球選手としてけっして体格が恵まれているわけではありません。
そこで彼女は、体格差で負けないようパワーではなく、他の選手にはない変化をつけた卓球を身につけ、それを持ち味に戦っています。

ボールを打つタイミングから、バック面に張られた表ソフトと呼ばれる特殊なラバーによる独特な変化の打球、コース取りなど、さまざまな高等テクニックを用いて相手選手を翻弄します。

そんな梅村選手のプレーからは、本人が「パワーがない」と言っているのが嘘に思えるほど、キレとスピード感、そして迫力が伝わってきます。
体格を言い訳にせず、自身の技術を磨き上げている梅村選手の最高のプレーを、ぜひ実際の試合で感じてみてください。


梅村優香(うめむら ゆうか)
九州アスティーダ所属
青森県出身 2000年1月9日生まれ
身長147cm 左シェーク異質攻撃型


(文:山田一希)

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