卓球歴13年のスポニティライターが、週末のTリーグの試合結果を予想します。ぜひ予想スタジアムの参考になさってください。


【1月11日（土）】13:00〜

日本ペイントマレッツ　4-0　京都カグヤライズ

日本ペイントマレッツは、今シーズン開始以来1位の座を守ってきましたが、年末に木下アビエル神奈川に抜かれ2位へと脱落。しかし、16試合中負けた試合はわずか3試合と好調であることに変わりはありません。

一方で京都カグヤライズは、先月末に九州アスティーダに勝利し、ようやくシーズン初勝利をあげたところ。日本ペイントマレッツとの対戦では、苦戦を強いられるでしょう。

日本ペイントマレッツが勝利すると予想します。


【1月11日（土）】14:00〜

琉球アスティーダ　1-3　岡山リベッツ

現在1位の琉球アスティーダと3位の岡山リベッツの対戦。

琉球アスティーダは、張本智和選手、吉村真晴選手、篠塚大登選手の3選手が、現在シングルスの勝率トップ3を独占中と、チーム全体として好調と言えるでしょう。

一方で岡山リベッツは、一時期は1位まで上り詰めたものの現在は1位と勝ち点差8ポイントの3位にまで下落。しかし、岡山リベッツと琉球アスティーダの今シーズンの対戦成績を見てみると、岡山リベッツが2勝1敗と勝ち越しています。

さらに、1月11日はWTTスターコンテンダー ドーハ大会とWTTコンテンダー マスカット大会の開催日程に被っており、琉球アスティーダの張本選手、吉村選手、篠塚選手は、2大会に参加予定のためTリーグには出場しないでしょう。

主力選手が出場しないことも含めて考えると、岡山リベッツが優勢ではないでしょうか。


【1月11日（土）】14:00〜

九州アスティーダ　1-3　トップおとめピンポンズ名古屋

九州アスティーダは、ここまで16戦12敗と勝ちあぐねている印象がぬぐえないシーズンとなっています。年末には、これまで負けたことのなかった京都カグヤライズに敗北してしまいました。さらに、エースである世界ランキング9位のシン ユビン選手は、ワールドツアーに参戦予定のため、Tリーグに出場しない公算が大きくなっています。

一方でトップおとめピンポンズ名古屋は、順位こそ現在4位ではあるものの、3位日本生命レッドエルフよりもマッチ数が4試合も少ない状態で勝ち点は5ポイント差。実質3位と言えるくらいの成績を残しています。

エースのシン選手が出場できないと考えると、トップおとめピンポンズ名古屋が上回ってくる可能性が高いでしょう。


【1月12日（日）】13:00〜

九州アスティーダ　1-3　日本生命レッドエルフ

九州アスティーダと日本生命レッドエルフの対戦。先月末に行われた対戦では、九州アスティーダが勝利しています。

日本生命レッドエルフは、パリ五輪でのケガの影響でチームから離脱していた早田ひな選手がようやく復帰を果たしましたが、今回はワールドツアーに参加予定のため出場しないことが考えられます。

本試合のポイントは、エースのシン ユビン選手の出否でしょう。

九州アスティーダが日本生命レッドエルフに勝利した前回対戦では、シン選手が2ゲームを取得しています。しかし、シン選手がチームに参戦する前の対戦では、日本生命レッドエルフが4-0で2回勝利しています。

シン選手が参加予定のWTTスターコンテンダー ドーハ大会は、1月11日までのスケジュールのため、間に合えばTリーグに出場できるかもしれません。しかし、体調面を考慮してTリーグへの出場を見送る可能性もあります。

予想としては、シン選手は本試合に出場せず、日本生命レッドエルフが今年初白星を挙げてくるとみます。


【1月12日（日）】13:00〜

日本ペイントマレッツ　3-2　木下アビエル神奈川

現在2位の日本ペイントマレッツと1位の木下アビエル神奈川の対戦。

ワールドツアーの影響で、日本ペイントマレッツからは大藤沙月選手と横井咲桜選手が、木下アビエル神奈川からは平野美宇選手と木原美悠選手が、本試合へは出場してこないことが予想されます。

両チームともにエースを欠いた一戦となると、試合のポイントはダブルスです。

シングルスが強い選手が揃っているため実力的には拮抗している感のある両チームですが、ダブルスが明暗を分ける状況になった場合には、橋本帆乃香選手や佐藤瞳選手といったダブルスで結果を残している選手が多い日本ペイントマレッツが有利でしょう。

そのため、ここは日本ペイントマレッツが勝利を収めると予想します。


【1月12日（日）】14:00〜

琉球アスティーダ　1-3　金沢ポート

琉球アスティーダは、ワールドツアーの関係で主力選手が出場しない可能性が高いため、残った選手の活躍に期待が集まる状況に。

対する現在5位の金沢ポートは、3位の岡山リベッツと勝ち点7ポイント差のため、まだまだプレーオフファイナル出場の可能性を残しています。主力メンバー不在の琉球アスティーダに負けないことは、プレーオフファイナル出場に向けて非常に重要なポイントとなりそうです。

欠場見込みの選手を除いたメンバーを見渡すと、金沢ポートには世界ランキング46位の田中佑汰選手や、全日本選手権3位の実績を持つ𠮷田雅己選手がいます。

そのため、金沢ポートに軍配が上がるのではないでしょうか。


(文・山田一希)


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