【Tリーガーの強みはココ!】卓球をするために生まれた男! 高木和卓の魅力とは
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日本代表にも選ばれたことがある、ベテランの高木和卓。今回は、卓球界をトップ選手として牽引してきた高木和選手の強みや注目ポイントについて解説します。
【経歴】
高木和選手は、東京都墨田区出身、1988年9月29日生まれの35歳で、家族の影響で6歳頃から卓球を始めました。ちなみに、名前の「卓」は卓球からきているそうです。小学生時代には、1998年の全日本選手権大会カブの部(小学4年生以下)での優勝を含む、数々の大会で結果を残しました。
中学は福原愛さんや水谷隼さんも通っていた強豪、青森山田中学に進学すると、2001年の全日本選手権大会カデットの部(14歳以下)や、2002年の全国中学大会の男子シングルスで優勝を果たします。高校は青森山田高校に進学。2004年の全日本卓球選手権大会では、高校1年生ながら一般の部にてベスト8に入る活躍を見せました。
高校卒業後は15年もの間実業団に所属しながら、卓球選手として活躍。Tリーグには2018年から参戦しています。
2013年のオーストラリアオープンでは、当時世界ランキング2位で2012年のロンドンオリンピック金メダリストの張継科(中国)に勝利。
また、2024年1月に開催された全日本選手権大会では、若手選手が台頭する中、ベスト8に入り、ベテランとしての強さを見せつけました。
このように高木和選手は、国内外で活躍しながら、日本の卓球界を牽引し盛り上げ続けている選手の1人です。
【2022-2023年のTリーグの成績】
高木和選手は2022-2023年のTリーグでは、T.T彩たまに所属しており、ダブルス0勝4敗の成績でした。
【高木和卓の強みと注目ポイント】
高木和選手の強みは、素軽いフットワークと洗練された技術です。
前後左右のボールに素早く反応できる軽快なフットワークを武器に、バック側にチャンスボールがきた際には、回り込んで打ち抜くプレーなども見られます。
また、高木和選手の技術は非常に洗練されており、豪快なフォアハンドドライブやバックハンドでの強打を放ったと思えば、複数種類の回転をあたえたサーブを駆使して相手を翻弄したり、柔らかいボールタッチで相手のミスを誘うなど、まさに変幻自在。
日本卓球界を長年牽引してきた高木和選手のプレーには、若手選手とは違った魅力があります。培われた経験のなせる技の数々を、ぜひ試合で堪能してみてください。
高木和卓(たかぎわ たく)
T.T彩たま所属
東京都出身 1988年9月29日生まれ
身長167cm 右シェークドライブ型
(文:山田一希)