【Tリーガーの強みはココ!】黄金世代にも負けないパワーとテクニック 野村萌
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インターハイチャンピオンにも輝いた経験をもつ野村萌。今回は、野村選手の強みや注目ポイントを解説します。
【経歴】
野村選手は、愛知県刈谷市で2001年3月11日に誕生。同学年の選手には、平野美宇選手や早田ひな選手、伊藤美誠選手らがいます。
母と祖母の影響で4歳の頃から卓球を始めると、2011年全国ホープス選抜大会(小学6年生以下・団体戦)では、愛知県代表として出場し、優勝に貢献しました。
その後も全国大会に出場し続け、日本のトップ層の選手として活躍しています。
高校は、地元の強豪・愛知みずほ大瑞穂高校に進学。高校3年生で出場した2018年のインターハイでは、女子シングルス優勝、女子ダブルス3位の成績を残しました。
2019年には、高校卒業後、日本リーグで活躍するデンソーに入社。同年の全日本社会人選手権で優勝に輝きました。
その後も着実に実力を身につけ、2022年の全日本選手権では、女子シングルスベスト16、女子ダブルスベスト8の成績を残しています。
Tリーグには、2018年にトップおとめピンポンズ名古屋から当時高校生で参戦し、高体連登録選手としては女子で初の快挙だったため、話題となりました。
【2023-2024年のTリーグの成績】
野村選手は、2023-2024年のTリーグでは九州アスティーダに所属し、シングルス4勝10敗、ダブルス0勝4敗の成績でした。
【野村萌の強みと注目ポイント】
野村選手は、ラケットのバック面に表ソフトと呼ばれるラバーを使用しています。表ソフトは、木下アビエル神奈川の木原美悠選手や九州アスティーダの塩見真希選手も使用しているラバーで、表面に凹凸があるのが特徴です。
この表ソフトラバーは、表面の凹凸によって球離れが早いため、スピードの速い球を放つことができるという利点があります。
野村選手は、この表ソフトラバーを駆使して、テンポの速いプレーで相手選手を翻弄し戦います。
野村萌(のむら もえ)
九州アスティーダ所属
愛知県出身 2001年3月11日生まれ
身長160cm 右シェーク異質攻撃型
(文:山田一希)