昨シーズンのプレーオフMVPに輝くなど、チームの優勝に大きく貢献した日本生命レッドエルフ所属の麻生麗名選手に、今シーズンの意気込みなどをうかがいました。

※記事の最後に麻生選手の動画メッセージがあります。こちらもぜひご覧ください。



ーー昨シーズンのチームはシーズン2位からプレーオフで勝利して2年ぶり5度目の優勝。そして麻生選手はプレーオフにて笹尾明日香選手とのペアで殊勲の勝利を挙げ、プレーオフMVPを獲得されました。チーム、そして個人としてどんなシーズンでしたか。

麻生：昨シーズンはシングルスであまり勝つことができなかったのは少し残念ですが、ダブルスで多くの出場機会をいただきました。ただ、ダブルスもシーズン前半では全然勝てず、良い流れを掴めずにいました。それでも、後半戦はしっかり勝ってチームに貢献できましたし、ファイナルでもMVPを取って優勝することができたので、全体的に見ればとても良いシーズンだったかなと思います。


ーー新しいシーズンを迎えるにあたって、チームの雰囲気はいかがですか。

麻生：とても良い雰囲気です。日本生命はひとりひとりの選手がとても明るいので、選手間のコミュニケーションはいつもしっかりと取れていますし、個人としてもみんなが目標に向かって常に努力しています。


ーー昨シーズンの成績・結果を踏まえて、麻生選手自身が現在取り組んでいること、変えようとしていることなどがあれば教えてください。

麻生：主にメンタル面や技術面になってきますが、昨シーズンの試合の中で、まだまだ自分に足りない部分がたくさんあるなと感じることがありました。今シーズンはそういった課題や反省点をしっかりカバーできるよう、細かい部分をいろいろと意識しながら練習に取り組んでいます。


ーー麻生選手はTリーグの魅力、楽しさはどんなところだと感じていますか。

麻生：Tリーグの会場は、大きなスペースに卓球台が1台しかないので、お客さんはひとつの試合を集中して観戦できますし、そんな環境は自分たちにとってもすごく良い刺激になっています。熱い試合をしてたくさんの方に元気を与えたいと思いますので、ぜひ会場に足を運んでいただきたいです。



ーーチームとして注目してほしいポイント、そして今シーズンの目標をお願いします。

麻生：まずは明るく楽しく、元気にプレーしている姿を皆さんにお見せしたいです！チームとしてはシーズン1位通過でファイナルも1位、連覇を目指して頑張ります。個人としては、昨年の自分を超えられるように。試合に出させてもらった時は、しっかり勝ってチームに貢献したいです。


麻生麗名（あそう れいな）
日本生命レッドエルフ所属
長崎県出身　2002年6月22日生まれ
身長167cm　右シェークドライブ型

（構成・スポニティ編集部）